100均の材料でできる!和風でかわいい簡単レジンかんざしの作り方!
今年は新型コロナウィルスのためお祭りや花火大会の中止が多そうですが、やっぱり夏と言えば女子は浴衣ですよね!
そして、浴衣に欠かせないアイテムと言えば、かんざしです。
今回は、ほぼ100円均一の材料で作れるキラキラレジンかんざしの作り方を解説いたします。
作り方はとっても簡単なので、初心者の方でも失敗なしで作れるのではないかと思います。
また和風な桜モチーフでシンプルなデザインなので、どんな浴衣にも合いますよ!
もくじ
レジンかんざし作りに必要な材料
- UVレジン液ハードタイプ
- UVライト
- 桜型の空枠(フレーム)
- ピンク・白のレジン用着色剤またはカラーレジン
- 封入するチャームやシール
- 装飾用の大きめビーズ
- カン付きかんざし
- マスキングテープ
- ネックレスチェーン
- Tピン2本
- 丸カン6㎜2個、4㎜2個
- ヤットコ2つ
- ニッパー
- つまようじやオレンジスティック
- シリコンマットやクリアファイルの切れ端など
上記はほぼ100円均一で揃えることが可能です。
以下、準備する際に注意する必要がある材料について、それぞれ詳しく説明します。
UVレジン液ハードタイプ
100円均一にあるハードタイプのUVレジン液でもOKです。
しかし、100均のレジン液は品質が気になる方も多いようですね。
実際、気泡ができやすい、黄ばみやすいという声も多いようです。
きれいに作りたい、人にプレゼントしたい、という方は、100均のではなくて国産の質の良いレジン液を購入するのがおすすめです。
以下のページでおすすめのレジン液について解説しているので、参考にしてください。
UVライト
材料の中で、UVライトだけは100均では販売されていません。
ライトなしでも太陽光に当てればUVレジンの硬化は可能ですが、時間がかかる上に太陽が出ていない日は作業自体ができなくなってしまいます。
UVレジンを楽しみたい方は、ひとつUVライトを買っておいたほうがよいでしょう。
安い物ならネット通販で1,000円台で販売されています。
以下でおすすめのUVライトについて紹介しているので、参考にしてみてください。
桜型の空枠(フレーム)
ダイソーかセリアはは忘れたのですが、どちらかの100均で購入した双子桜のフレームです。
和風でかんざしには打ってつけのかわいい形だと思います。
最寄りの100均で売っていなかった、近くに100均がない……という方は、ネットショップで似たようなものが販売されているので、そちらでの購入がおすすめです。
ちろん、桜以外の別な形の空枠や、モールドを作って作成してもOKです!
ピンク・白のレジン用着色剤またはカラーレジン
レジン液を着色するための、ピンクと白のレジン用着色剤を用意します。
レジン液にあらかじめ色が付いているカラーレジンでもOK。
最近の100均には、さまざまな色のカラーレジンが販売されています。
私はリュミエラの着色料の白とピンクを使いました。
封入するチャームやシール
空枠内に封入するお好きなパーツを用意します。
私はネイル用のシールを用意しました。
100均のネイルグッズコーナーや、手芸コーナーに封入パーツになりそうなものがたくさん販売されています。
お好きな物を選んでみてくださいね。
装飾用の大きめビーズ
メインの桜空枠とは別に、チェーンで垂らす大きめビーズをふたつ用意します。
ビーズ選びはダイソーのハンドメイドコーナーがおすすめ。
さまざまな色や形のビーズがたくさん販売されています。
写真のビーズもちょっと名前は忘れてしまったのですが、ダイソーで購入しました。
数十個入っている一袋が100円で買えるのでお得です。
提灯っぽい色合いのとんぼ玉風なので、かんざしに合いそうです。
種類やサイズ展開の豊富なネットショップでの購入もおすすめです!
カン付きかんざし
ダイソーで購入。
私が行ったお店は、ヘアアクセサリーのコーナーにありました。
100円で2本入っています。
もちろんネット通販にも同じような商品はあります。
和風でかわいい!レジンかんざしの作り方
①空枠にマスキングテープを貼り付ける
空枠内にレジンを流し込めるようにするために、マスキングテープを貼り付けます。
液が漏れないように、隙間ができないようしっかり貼り付けましょう。
空枠に貼り付けたら、マットやクリアファイルの上にマスキングテープで貼り付けて固定すると、作業がしやすいです。
②空枠の中に透明なレジン液を流し、全体に薄く伸ばす
空枠に底を作るために、透明なレジン液を少量流し込んで、全体に薄く伸ばします。
入れすぎると着色したレジン液や封入パーツが入らなくなってしまうので、本当に薄くでいいです。
気泡があったら潰しておきましょう。
③UVライトの光を当てて硬化する
UVライトの光を当てて、レジン液を固めます。
環境や液の質、ライトの性能にもよりますが、だいたい数分で固まるはずです。
④レジン液と着色剤を混ぜてお好きな色にする
透明なレジン液に着色剤を混ぜて、お好きな色の液にします。
私は白とピンクの着色剤を混ぜて、桜に使うパステルカラーのピンクにしました。
カラーレジンをお使いの人は調色せずにそのまま使っても大丈夫ですが、カラーレジン自体を何色か混ぜて自分の色を作っても楽しいですよ。
⑤着色したレジン液を空枠の中に入れて固める
お好きな色に着色したレジン液を空枠の中に入れて、まんべんなく伸ばします。
双子桜なので、色合いの違うピンクを2色作って入れてみました。
空枠内に均一に伸ばしたら、UVライトの光を当てて硬化させましょう。
着色したレジン液は光を通しづらく、固まりにくいので長めの時間光を当てるとよいでしょう。
⑥透明のレジン液を空枠の中に入れ、封入パーツを乗せてから固める
透明のレジン液を入れて伸ばした空枠の上に、チャームやラメ、シールなどの封入パーツをお好きなように乗せましょう。
私は桜in桜という、デザインにしました。
ひねりがなくてすみません(笑)。
パーツを乗せたらUVライトで固めます。
⑦透明なレジン液を乗せて全体に伸ばし、硬化させる
表面のコーティングのために透明なUVレジン液を乗せます。
ぷっくりさせるとつやつやしてかわいいので、多めに乗せてまんべんなく伸ばしましょう。
全体に伸ばしたらUVライトで硬化させます。
⑧マスキングテープから空枠を剥がす
空枠に貼ったマスキングテープを剥がします。
この時、マスキングテープにくっついていた面にテープの繊維が残り、濁っている場合があります。
その際は透明なレジン液を少量塗って硬化させると透明感が戻ります。
⑨ネックレスチェーンをニッパーで切る
ビーズを垂らすためのチェーンを作ります。
チェーンはダイソーなどの100均で販売されているネックレス用チェーンで大丈夫です。
4㎝から6㎝くらいの長さで、ネックレスチェーンをニッパーで切りましょう。
今回はビーズをふたつ垂らしたいので、4.5㎝と6㎝の長さで切ったチェーンを2本作りました。
⑩Tピンをビーズにつける
Tピンをニッパーで適切な長さでカットし、ビーズに通してからヤットコで円を作ります。
ゴールドのTピンを丁度切らしていて、色が金古美になっていますが、本来なら他のパーツと色を揃えた方がいいです……(笑)。
Tピンの詳しい使い方については以下のページを参考にしてください。
⑪チェーンとビーズを丸カンでつなぐ
4mmの丸カンでチェーンとビーズをつなぎます。
ヤットコを二本使って丸カンを開閉し、つなぎましょう。
丸カンの詳しい使い方は以下のページを参照してください。
⑫丸カンで空枠とチェーンをつなぐ
6mmの丸カンを開き、空枠とビーズをつないだチェーン入れて閉じ、ひとまとめにします。
⑬丸カンでかんざしパーツと⑫をつないで完成!
6mmの丸カンで⑫のパーツとかんざしパーツを繋ぎ合わせて、和風レジンかんざしの完成です!
色鮮やかな双子桜と揺れるビーズでとてもかわいいかんざしになったと思います。
浴衣にぴったりなおしゃれなかんざしは、100均の材料で初心者さんでも作成できます!
浴衣なら和風!とあまり考えずに桜モチーフのかんざしにしてしまいましたが、結構かわいくできたんじゃないかと思います!
最近の100均では空枠やシリコンモールドが豊富に揃えられているので、自分好みのモチーフを探してみるのがおすすめです。
昨年の夏には、金魚鉢やうちわの空枠など、日本の夏にぴったりの材料がたくさん販売されていました。
自分好みの空枠や封入パーツを揃えて、ぜひ自分だけのかわいいかんざしを作ってみてくださいね!