パステルの代わりに!100均のオイルクレヨンでUVレジンの着色
100円均一のダイソーで販売されているものでレジンを着色するといえば、パステルを削って行う方法が有名ですよね。
お金をかけずにレジンをきれいに着色できるので、初心者の方にも大変おすすめの着色料です。
しかし、ダイソーのパステルは大変人気の商品なので、品切れしていることも珍しくありません。
パステルが手に入らず、レジン着色の代替方法を探している方は多いのではないかと思います。
最近では、最初から液が着色されているカラーレジンも100円均一で販売されていますが、いろいろな色を試したい場合はすべての色を揃えるとなると結構な出費になってしまいます。
また、宇宙塗りや海塗りなどをする際、グラデーションのためにちょっとだけ使いたい色があるという場合、少量だけのために色を揃えるのはなんだかもったいないですよね。
そこで、パステルと似たオイルクレヨンを使ってなんとか着色できないかなーと思ったので、試してみました。
その結果、クレヨンよりはやはりダマが目立ってしまいました。同じ100円均一の材料で着色するのなら、ダイソーのカラー水性ペンを使った方法の方がムラにならずきれいにできました。
しかし、オイルクレヨンでも着色できないことはないので、ひとつの手段として知っておくと役立つ時が来るかもしれません。
以下で、100円均一にあるオイルクレヨンを使ったUVレジンの着色方法を詳しく説明いたします!
もくじ
用意するもの
ダイソーのオイルクレヨン
100円で24色入っている優れものです。金色と銀色も入っていることに驚きました!
レジン着色料として販売されている物は、安くても一色で200~300円するのが普通なので、オイルクレヨンでうまいこと着色出来たら、とんでもないコスパのよさですね……!
クッキングシート
UVレジン液を着色する際に下に敷いて、オイルクレヨンを殴り描きして液と混ぜるために使います。
料理用に使う、どこの家庭にでもある普通のクッキングシートで大丈夫です。
オレンジスティックやネイル用ブラシ、つまようじなど
UVレジン液とオイルクレヨンの粉末を混ぜるために使います。 使い捨ての物がおすすめです。
オイルクレヨンでの着色の手順
①クッキングシートに殴り描き
パステルなら、カッターやはさみで削れば簡単に粉末になってくれるのですが、クレヨンは同じ方法で削っても大きいカスになってしまうんですよね……。
いろいろ試した結果、オイルクレヨンは殴り描きをするとわりと細かい粉になってくれるので、これにUVレジン液を混ぜる方法が効率がよかったです。
この時、どうしても大きい粉も出てしまうので、できるだけ取り除いておきましょう。
②UVレジン液と混ぜる
オイルクレヨンを殴り描きをした上に、UVレジン液を垂らしてオレンジスティックやつまようじなどで混ぜて着色します。
③UVレジン液をモールドや空枠に入れて硬化
着色したUVレジン液をモールドや空枠に入れ、UVライトで光を当てて硬化させます。
④完成!
うーん。ちょっとダマが目立ちますね……。ただよく見ないと分からないですし(笑)、100円24色でこんな風に着色できるんならコスパはいいかもしれません。
オイルクレヨンよりカラー水性ペンでの着色の方がおすすめ
オイルクレヨンを使った方法では、やはりダマが気になってしまいました。
記事の冒頭でもお伝えしましたが、100円均一にあるものを使ったUVレジン液の着色方法としては、オイルクレヨンよりもカラー水性ペンの方がきれいにできました。
ほとんどダマができずに発色もよかったのでおすすめです。
しかし、オイルクレヨンを使った場合、白を混ぜるとミルキーカラーやマットカラーに着色することが出来そうです(試してはないです)。
白がないカラー水性ペンでは、別にアクリル絵の具の白などを用意しないとクリアカラーの着色しかできないので、オイルクレヨンを使う方法も知っておいて損はないのかなと思います。