ダイソーのパステルでレジンの着色!削り方や全36色のカラーチャート

UVレジンを楽しむ際、着色剤を使うと作品の幅が広がりますよね。

しかし、市販の着色剤は一色で300円近くするものが多いですし、百均のカラーレジンもたくさんの色を揃えるとなるとそこそこの出費になってしまいます。

そこでおすすめなのが、ダイソーのパステルです。

カッターで削って粉末状にし、レジン液に混ぜて使えば立派な着色剤になってしまうんです!

一時期は商品リニューアルのためあまり店頭で見かけなくなってしまったパステルですが、最近(2020年8月現在)ではだいたいの店舗に置いてあるようです。

大型店には、レアカラーの補助色+蛍光色セットのパステルも販売されています!

当記事では、ダイソーのパステルを使ったレジンの着色の仕方や、実際にパステルでレジン液を着色した場合の色合い(カラーチャート)について解説いたします!

基本色カラーチャート②

ダイソーのパステルについて

二種類のセットが販売されていることが確認できます。

スタンダードな色がセットになった「基本色」と、基本色にはない色をまとめた「補助色+蛍光色4本」です。

ダイソーパステル

「基本色」セットはだいたいどこのダイソーにも置いてあるようですが、「補助色+蛍光色4本」セットは結構レアで、一部の大型店にしか無いようです。

私の近所のダイソーにもありませんでしたが、少し離れた超大型店には置いてありました。

基本の18色だけでも十分すぎるくらい楽しめると思いますが、36色そろえても220円で済むという、恐るべきコスパの良さ。

レジンで気軽に着色をしたいという方には非常におすすめの商品です。

しかし削る手間や粉末の扱いづらさなどを考えると、本格的なレジンアクセサリーを楽しみたい方には、やはり市販の液体着色剤がおすすめです

以下のページにおすすめの着色剤について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

セットに含まれる色について、以下で詳しく説明します。

「基本色」セット

基本色セット

しろ/れもんいろ/きいろ/やまぶきいろ/サーモンピンク/しゅあか/べにいろ/あか/あかちゃいろ/きみどり/あおみどり/ふかみどり/みずいろ/あお/ぐんじょう/こげちゃ/はいいろ/くろ 以上の18色です。

色鉛筆やクレヨンの12色セットでよく見る色プラスαといった感じです。

サーモンピンクがピンクというよりはオレンジに近かかったり、あかちゃいろってただの赤じゃない?などと、私の色の知識からすると若干ネーミングに不思議な印象を受けます(笑)。

ただ色自体はきれいですし、18色もあればレジンによるアクセサリー作りの際にはあまり困らないんじゃないかなと思います。

レジン液を着色する際には混色も可能ですしね。

「補助色+蛍光色4本」セット

蛍光色補助色セット

ベージュ/イエローオーカー/レモン/蛍光ピンク/蛍光ローズ/蛍光オレンジ/蛍光グリーン/スカイブルー/ディープブルー/ライトグリーン/ターコイズブルー/グリーン/ディープグリーン/ブルーバイオレット/マゼンダ/ブラウン/ブラウンオリーブ/ダークブロンズ 以上の18色です。

イエローオーカーやダークブロンズといった、なんだか謎の色もありますね(笑)。

基本色の「れもんいろ」とこちらの「レモン」は、パッケージと実際のパステルの色を見る限りだと違う色のようです。

パステルの削り方のコツ

レジン液と混ぜた場合に、ダマにならないようにするためにはなるべく細かい粉末にする必要があります。

そのためのコツは以下の通りです。

  • 平らな面にカッターを当てる
  • カッターはパステルと90度になるように当てる
  • 力はあまり入れず、カッターを滑らせるように削る

実際には、以下の画像のような角度でカッターを当ててください。

パステルにカッターをあてる

そして優しくカッターを滑らせると、片栗粉並みの細かい粉末が出てきます。

削って粉末を出す

実際にUVレジン液と混ぜて硬化

パステルの粉末

削って出た粉末の上にレジン液を少量垂らし、つまようじなどで混ぜます。

レジン液を垂らして混ぜる

そして十分に混ざってから、シリコンモールドに入れてUVライトの光を当て、硬化させてみました。

シリコンモールドに入れて硬化

細かい粉末にしたためか、しっかり混ぜればあまり粉っぽくなりませんでした。

パステルを混ぜて硬化させてレジン

なかなか発色がよく、濃い仕上がりとなり透明感は少ないです。

クリアカラーにするなら削るのは少しでよさそうですね。

思った以上にきれいではっきりとした色合いになりました。

削る手間はありますが、100均のパステルはレジン着色にもってこいの商品だということがわかります。

ダイソーのパステル全36色の色合いは?

「基本色」セットと「補助色+蛍光色4本」セットの全36色のパステルをカッターで削り、レジン液と混ぜて固めてみました。

以下、実際の色合い(カラーチャート)です。

なお、削ったパステルの量やレジン液の量や質などで色の感じは変わってしまうのでその点はご了承ください。

「基本色」セット全18色のカラーチャート

基本色カラーチャート①

左から「しろ」、「れもんいろ」、「きいろ」、「やまぶきいろ」、「サーモンピンク」、「しゅあか」、「べにいろ」、「あか」、「あかちゃいろ」の色合いです。

基本色カラーチャート②

続いて、「きみどり」、「あおみどり」、「ふかみどり」、「みずいろ」、「あお」、「ぐんじょう」、「こげちゃ」、「はいいろ」、「くろ」です。

どれもパステルの色そのまんまか、若干濃い目になる印象があります。

とくにこげちゃ、はいいろ、くろ、辺りはよく見ないと全部くろに見えますね……。

どうやらダイソーのパステルは濃い塗料を使っているようなので、パステルの量を少し多くしただけで色味が強くなるようです。

量の調節になれれば慣れれば薄い色にもできると思います。

「補助色+蛍光色4本」セットのカラーチャート

補助色蛍光色カラーチャート①

左から「ベージュ」、「イエローオーカー」、「レモン」、「蛍光ピンク」、「蛍光ローズ」、「蛍光オレンジ」、「蛍光グリーン」、「スカイブルー」、「ディープブルー」の色合いです。

補助色蛍光色カラーチャート②

続いて「ライトグリーン」、「ターコイズブルー」、「グリーン」、「ディープグリーン」、「ブルーバイオレット」、「マゼンダ」、「ブラウン」、「ブラウンオリーブ」、「ダークブロンズ」です。

基本色と同じで、やはり若干濃いめの色合いになるカラーが多いですね。

蛍光色はちゃんと蛍光っぽいカラーになりました。

基本色で黒っぽくなってしまった茶系ですが、こちらのブラウンやブラウンオリーブ、ダークブロンズはちゃんと茶色の色合いになっています。

基本色にはないきれいな色も多いので、こちらのセットがあったら工作の幅が広がりそうです。

レジンの着色剤としてダイソーのパステルは十分使える!

パステルをレジンの着色剤で使うと、思った以上にはっきりとした色合いになりました。

少量削るだけで濃い色になるので思ったよりもお手軽に使えましたし、色味もきれいなので、レジンアクセサリーを作る際に十分使えそうです。

税込み110円で18色の着色剤が揃えらえると思うとコスパ最強ですね。

レジン初心者で着色剤をお探しの方には、ぜひおすすめの商品です。